以前、スタッフとの賞与面談をしたことがありました。
伝えなければならないのは、
「今回は賞与が出ない。」
という、とても厳しい内容でした。
結果だけを伝えるなら、
それほど時間はかかりません。
でも私は、
それだけで面談を終わらせたくありませんでした。
この半年で、
どんなところが成長したのか。
今、どんな課題があるのか。
なぜ今回の結果になったのか。
これから何をしていけば、
次につながるのか。
一つずつ話しました。
数字についても、
ただ、
「今回は出ません。」
と伝えるのではなく、
今の状況や予算との関係を説明しました。
そして、
私から話すだけではなく、
本人がどう感じているのかも聞きました。
厳しい話をするときほど、
伝える側は、
「きちんと説明しなければ。」
と思います。
もちろん、それは大切です。
でも、
説明したから面談が終わるわけではないんですよね。
相手がどう受け取ったのか。
納得できないことはないか。
今後に対して、
どんな気持ちになっているのか。
そこまで聞かないと、
こちらが一方的に評価を伝えただけになってしまいます。
面談をしている中で、
「話を聞いてもらえるので安心する。」
と言ってもらったことがありました。
その言葉が、私はとても印象に残っています。
評価の内容を変えたわけではありません。
厳しい結果は、
厳しい結果のままです。
でも、
なぜそうなったのかを話し、
これまでの成長も確認し、
本人の気持ちも聞き、
「では、ここからどうしていこうか。」
まで一緒に考える。
それだけで、
同じ評価結果でも、
受け止め方は変わるのかもしれないと思いました。
私は面談を、
評価を伝えるためだけの時間にはしたくありません。
もちろん、
良かったことだけを言って終わる場でもありません。
できていることは伝える。
できていないことも伝える。
必要なら、
厳しいこともきちんと話す。
そのうえで、
本人が、
「じゃあ、次はここをやってみよう。」
と思えるところまで一緒に整理する。
そこまでできて初めて、
面談をした意味があるのだと思っています。
面談が終わったあと、
評価の数字だけが残るのではなく、
本人の中に、
「次にやること。」
が一つでも残っている。
私は、そんな面談にしたいと思っています。
🌱 この判断基準が生まれた背景
賞与が出ないという厳しい内容を伝える面談で、半年間の成長や今後の課題、結果の根拠を説明し、本人の気持ちも聞きました。その中で「話を聞いてもらえるので安心する」と言われ、面談は評価結果を伝えて終わる場ではなく、本人が次へ向かえるところまで一緒に整理する場なのだと気づきました。
🧭 今日の判断基準
面談は、
評価を伝えて終わる場ではない。
できたことを確認する。
課題を伝える。
結果の理由を説明する。
本人の気持ちを聞く。
そして、
「ここから、どうするか。」
まで一緒に考える。
厳しい評価であっても、
本人が次の一歩を見つけて帰れる面談にする。
💡 この判断基準を使う場面
・評価面談をするとき
・厳しい結果を伝えなければならないとき
・部下へ改善点を伝えるとき
・相手が結果をどう受け止めているか確認したいとき
・面談が一方的な説明になっていると感じたとき
・次の成長につながる面談にしたいとき
今日も、一つの判断を未来へ。🧭
生長の日々。ー未来へつなぐ– 