前日の朝、
まだ開ききっていないピンクのバラを見ていました。
花びらがきゅっと重なっていて、
すっと立っている姿がきれいで、
「バラって、蕾のときが一番きれいかもしれないなぁ。」
と思いました。
満開になれば、
もちろん華やかです。
でも、
開いてから虫に食べられてしまったり、
花びらが少し傷んでしまったりすることもあります。
その点、
まだ開く前の蕾には、
整った美しさがあります。
なんというか、
「気品がある。」
そんな感じでした。
そして翌朝。
庭へ出てみると、
前日に見ていたそのバラが、
きれいに開いていました。
同じ花なのに、
昨日とはまったく違います。
昨日は、
凛としていて静かだったのに、
今日は一気に華やか。
「ああ、バラってこうなるんだよね。」
と思いながら見ていました。
私は昔からバラが好きです。
中でも一番好きなのは、
真紅の薔薇。
真紅の薔薇を見ると、
少し気持ちが引き締まります。
凛としていて、
気品があって、
私もそんな人でありたいなぁと思います。
でも、
庭で育てたいかと言われると、
なぜか淡い色のバラの方が好きなんです。
自分でも不思議だったのですが、
考えてみると、
真紅の薔薇は、
私の中では少し特別なのだと思います。
「真紅はやっぱり、特別感があるんだよね。」
そんな感覚があります。
少し大げさに言えば、
「穢してはいけない。」
くらいの感じです。
だから、
真紅の薔薇は、
毎日庭で眺めるというより、
特別なときにもらうもの。
そんな感じがします。
一方で、
庭に咲いていてほしいのは、
淡いピンクややわらかい色のバラです。
庭には、
癒されたいんですよね。
真紅の薔薇を見ると、
少し背筋が伸びます。
でも庭では、
そんなにずっと身を引き締めていたくありません。
やわらかい色を見ながら、
「きれいだなぁ。」
とほっとしたい。
好きなものと、
毎日そばに置いておきたいものは、
同じではないのかもしれません。
そんなことを考えながら、
前日の蕾と、
翌朝に咲いた同じバラの写真を見比べていました。
蕾のときは、
凛としていて気品がある。
咲くと、
一気に華やかになる。
その二つを見ていたら、
少しだけ、
自分のことと重なりました。
私は昔、
「アイスドール」
と呼ばれたことがあるくらい、
あまり笑わない人でした。
今も、
そんなにいつも笑っている方ではないと思います。
これまでにも、
「もっと笑った方がいいですよ。」
と言われることは何度もありました。
確かに、
笑うと印象がずいぶん変わるらしいです。
でも私は、
いつもニコニコしている人に
なりたいわけではありません。
普段は、
今の自分のままでいい。
凛としていて、
そして笑ったときに、
少し華やかになる。
そのくらいのギャップも、
私は結構好きなんです。
昨日の蕾と、
今日咲いたバラ。
どちらが本当の姿でもなく、
どちらも同じバラです。
私も、
普段は今のままでいい。
そして、
笑ったときには少し華やかに。
そんな人でいられたらいいなぁと、
二日間、
同じバラを見ながら思いました。
🌱 今日の気づき
蕾のバラには、
凛とした気品がありました。
咲いたバラには、
華やかさがありました。
どちらも、
私は好きです。
真紅の薔薇に憧れながら、
庭には淡いバラを咲かせたい。
普段は今の自分でいながら、
笑ったときには少し華やかでいたい。
そんな違いも、
そのギャップも、
私はそのままでいいかなと思っています。
今日も、小さな生長を未来へ。🌱
生長の日々。ー未来へつなぐ– 