🌿 庭の時間|蕾の気品と、咲いたときの華やかさ。

前日の朝、
まだ開ききっていないピンクのバラを見ていました。

花びらがきゅっと重なっていて、
すっと立っている姿がきれいで、

「バラって、蕾のときが一番きれいかもしれないなぁ。」

と思いました。

満開になれば、
もちろん華やかです。

でも、
開いてから虫に食べられてしまったり、
花びらが少し傷んでしまったりすることもあります。

その点、
まだ開く前の蕾には、
整った美しさがあります。

なんというか、

「気品がある。」

そんな感じでした。

そして翌朝。

庭へ出てみると、
前日に見ていたそのバラが、
きれいに開いていました。

同じ花なのに、
昨日とはまったく違います。

昨日は、
凛としていて静かだったのに、

今日は一気に華やか。

「ああ、バラってこうなるんだよね。」

と思いながら見ていました。

私は昔からバラが好きです。

中でも一番好きなのは、
真紅の薔薇。

真紅の薔薇を見ると、
少し気持ちが引き締まります。

凛としていて、
気品があって、

私もそんな人でありたいなぁと思います。

でも、
庭で育てたいかと言われると、
なぜか淡い色のバラの方が好きなんです。

自分でも不思議だったのですが、
考えてみると、

真紅の薔薇は、
私の中では少し特別なのだと思います。

「真紅はやっぱり、特別感があるんだよね。」

そんな感覚があります。

少し大げさに言えば、

「穢してはいけない。」

くらいの感じです。

だから、
真紅の薔薇は、

毎日庭で眺めるというより、

特別なときにもらうもの。

そんな感じがします。

一方で、
庭に咲いていてほしいのは、
淡いピンクややわらかい色のバラです。

庭には、
癒されたいんですよね。

真紅の薔薇を見ると、
少し背筋が伸びます。

でも庭では、
そんなにずっと身を引き締めていたくありません。

やわらかい色を見ながら、

「きれいだなぁ。」

とほっとしたい。

好きなものと、
毎日そばに置いておきたいものは、
同じではないのかもしれません。

そんなことを考えながら、

前日の蕾と、
翌朝に咲いた同じバラの写真を見比べていました。

蕾のときは、
凛としていて気品がある。

咲くと、
一気に華やかになる。

その二つを見ていたら、

少しだけ、
自分のことと重なりました。

私は昔、

「アイスドール」

と呼ばれたことがあるくらい、
あまり笑わない人でした。

今も、
そんなにいつも笑っている方ではないと思います。

これまでにも、

「もっと笑った方がいいですよ。」

と言われることは何度もありました。

確かに、
笑うと印象がずいぶん変わるらしいです。

でも私は、

いつもニコニコしている人に
なりたいわけではありません。

普段は、
今の自分のままでいい。

凛としていて、

そして笑ったときに、
少し華やかになる。

そのくらいのギャップも、
私は結構好きなんです。

昨日の蕾と、
今日咲いたバラ。

どちらが本当の姿でもなく、
どちらも同じバラです。

私も、

普段は今のままでいい。

そして、
笑ったときには少し華やかに。

そんな人でいられたらいいなぁと、

二日間、
同じバラを見ながら思いました。

🌱 今日の気づき

蕾のバラには、
凛とした気品がありました。

咲いたバラには、
華やかさがありました。

どちらも、
私は好きです。

真紅の薔薇に憧れながら、
庭には淡いバラを咲かせたい。

普段は今の自分でいながら、
笑ったときには少し華やかでいたい。

そんな違いも、
そのギャップも、

私はそのままでいいかなと思っています。

今日も、小さな生長を未来へ。🌱

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