管理職になってから、私がいつも大切にしている判断基準があります。
それは、
「相手以上に相手の立場に立つ。」
ということです。
「相手の立場に立ちましょう。」
という言葉はよく耳にします。
でも私は、それだけでは足りないと思っています。
相手が見えている景色だけを見ていても、本当の問題は見えてこないことがあるからです。
だから私は、
相手の言葉だけではなく、その背景まで考える。
これを意識しています。
例えば、
「人が足りないので採用したいです。」
という相談を受けることがあります。
もちろん、人手が足りなければ採用は必要です。
でも私は、すぐに「採用しましょう」とは答えません。
なぜ人が足りなくなったのか。
辞めてしまう理由は何なのか。
働き方に問題はないのか。
今いる職員が働き続けたいと思える環境なのか。
そこまで考えなければ、本当の解決にはならないと思っているからです。
採用は手段であって、目的ではありません。
これはスタッフとの面談でも同じです。
報告が遅い人。
ミスが多い人。
やる気がないように見える人。
その行動だけを見れば、
「本人の問題」
と判断してしまうかもしれません。
でも、
なぜそうなったのか。
何に困っているのか。
どんな環境で仕事をしているのか。
そこまで考えて初めて、その人に合った関わり方が見えてきます。
もちろん、ルールを守ることや責任を果たすことは大切です。
そこを曖昧にするつもりはありません。
でも、
理解しようとすることと、甘やかすことは違います。
私は、その違いを大切にしています。
🧭 今日の判断基準
相手の言葉ではなく、その背景を見る。
目の前の出来事だけで判断せず、
「なぜそうなったのか。」
を考えることで、未来につながる判断ができる。
🌱 この判断基準が生まれた背景
この考え方は、一冊の本を読んで身についたものではありません。
管理職としてたくさんの失敗を経験し、多くの人と関わる中で、少しずつ自分の中にできあがってきた判断基準です。
以前の私は、目の前の言葉や出来事だけを見て判断してしまうことがありました。
でも、それでは本当の原因を見誤ることがあると何度も経験しました。
相手にも、その人なりの事情があります。
見えていない背景があります。
そこまで考えるようになってから、目の前の問題だけではなく、その先の未来を見据えて判断できることが増えてきました。
だから今でも迷ったときは、自分に問いかけます。
「私は、本当に相手以上に相手の立場に立てているだろうか。」
この問いかけは、これからも変わることのない私の判断基準です。
💡 この判断基準を使う場面
- 部下との面談
- 採用や定着について考えるとき
- クレーム対応
- 問題が起きたときの原因分析
- 家族や友人との人間関係
今日も、小さな生長を未来へ。 🌱
生長の日々。ー未来へつなぐ– 