仕事をしていると、
「どうしたらこの人は成長するのだろう。」
「どうしたらもっと良くなるのだろう。」
そんなことを考える場面がたくさんあります。
でも私は、管理職になってからずっと思っていることがあります。
私は、人を育てることはできません。
少し意外に思われるかもしれません。
でも、本当にそう思っています。
同じように関わっても、大きく成長する人もいれば、何年経っても変わらない人もいます。
どれだけ時間をかけても変わらない人もいれば、ある出来事をきっかけに大きく変わる人もいます。
だから私は、
「私が育てた。」
とは思わないようにしています。
人は、自分で育とうと思ったときに育つもの。
私はそう考えています。
だから管理職になってから、私の判断基準は変わりました。
「どう育てるか。」
ではなく、
「どうしたら、この人が力を発揮できるだろう。」
を考えるようになったのです。
人には、それぞれ得意なことがあります。
反対に、苦手なこともあります。
苦手なことばかりを見ていると、
「この人は仕事ができない。」
という評価になってしまいます。
でも、見方を変えると、
その人にしかできないことが見えてくることがあります。
私は、その「見方」を大切にしています。
だから、問題が起きたときも、
「誰が悪い。」
ではなく、
「何がその人の力を発揮できなくしているのだろう。」
と考えるようにしています。
環境なのか。
役割なのか。
関わり方なのか。
原因は一つではありません。
でも、その原因を考えることが、管理職の仕事だと思っています。
ありがたいことに、
これまで「再生工場ですね。」と言われることが何度かありました。
問題があると言われる店舗や、対応が難しいと言われるスタッフを任されることが多かったからです。
でも、私は特別なことをしているわけではありません。
その人を変えようとしているのではなく、
その人が力を発揮できる場所を探しているだけです。
もちろん、
ルールを守ること。
挨拶をすること。
「ありがとう」と「ごめんね」が言えること。
社会人として大切なことは、きちんと伝えます。
それでも、
性格を変えようとは思いません。
なぜなら、
人は変えるものではなく、自ら育つものだと思っているからです。
だから私は、
人を変えようとするのではなく、
その人が自分らしく力を発揮できる環境を整えることを大切にしています。
それが、私にとって管理職の一番大切な仕事です。
🌱 今日の判断基準
人は育てるものではない。
人が育つ環境を整え、その人が持つ力を生かすことが、管理職の役割である。
💡 この判断基準が役立つ場面
- 新しいスタッフを迎えたとき
- 部下の育成に悩んだとき
- 配置転換を考えるとき
今日も、小さな生長を未来へ。 🌱
生長の日々。ー未来へつなぐ– 
