あるとき、残業について考えさせられる出来事がありました。
時間どおりに帰る人がいます。
担当している仕事は、毎日きちんと終わらせています。
一方で、電話対応や来客対応、窓口業務など、その場で誰かが対応しなければならない仕事は、周囲の人たちが引き受けていました。
逆に、そうした共通業務を積極的に引き受ける人ほど、自分の仕事が後回しになり、結果として残業になることもあります。
以前の私は、「残業が少ないことは良いこと」「残業が多いことは改善すべきこと」と、数字だけで考えていました。
でも現場を見続けるうちに、それだけでは本当の姿は見えないことに気づいたのです。
一人だけを見れば効率よく働いているように見えても、その裏で誰かの負担が増えていることがあります。
反対に、残業が多い人も、チーム全体が円滑に回るよう支えている存在かもしれません。
だから、本当に見るべきなのは、一人ひとりの残業時間ではなく、チーム全体の仕事の流れなのだと思いました。
🌱 この判断基準が生まれた背景
効率という言葉は、とても便利です。
だからこそ、「数字」で判断したくなります。
でも、組織の仕事は、一人で完結するものばかりではありません。
誰かが引き受けた仕事は、誰かの時間を支えています。
反対に、自分だけが効率よく働いていても、その分の負担が周囲へ移っているなら、それは組織全体として効率が良いとは言えません。
本当の効率とは、誰か一人が頑張ることではなく、チーム全体が無理なく力を発揮できる状態をつくることなのだと感じています。
💡 この判断基準を使う場面
残業時間だけで評価をしてしまいそうなとき。
業務分担を見直すとき。
仕事の偏りがないかを確認するとき。
効率化を進めようとするとき。
そんなときは、一人だけを見るのではなく、チーム全体を見渡して考えます。
個人最適と組織最適は、必ずしも同じではありません。
本当に目指すべきなのは、一人が楽になることではなく、みんなが力を発揮できる仕組みをつくることなのだと思います。
今日も、一つの判断を未来へ。🧭
生長の日々。ー未来へつなぐ– 