🤖 AIとともに|AI初心者に使ってもらって、初めて見えたこと。

自分用のAI日報を作ったとき、
私はそれほど難しいことをしているつもりはありませんでした。

音声で話す。

AIがまとめる。

違っていたら、

「ここはこうして。」
「今後はこの形で。」

と伝える。

それを繰り返しているうちに、
自分が使いやすい日報になっていきました。

だから私は、

「これなら、みんなも使えるんじゃないかな。」

と思っていました。

でも、
実際にAIに慣れていない人に使ってもらうと、
全然違いました。

最初に作ったのは、
一問ずつ質問に答えていけば
日報が完成する仕組みでした。

AI初心者なら、
その方が分かりやすいと思ったんです。

ところが、
実際に使ってもらうと、

一つの出来事について質問に答え終わったあと、
別の出来事を入れようとすると、
また最初から質問に答えていくことになります。

何度も繰り返すと、
思ったより時間がかかりました。

「初心者には、一問ずつ聞いた方が親切。」

私はそう考えて作ったのですが、

使う人にとっては、
必ずしもそうではなかったんですよね。

そこで、
入力方法を変えました。

慣れていない人は質問に答えながら。

慣れてきた人は、
音声や文章でまとめて入力する。

使う人に合わせて選べる形にしました。

すると今度は、
別のところで止まりました。

「PDFにできません。」

と連絡が来たんです。

私は最初、

「なんでできないんだろう?」

と思いました。

自分では普通にできていたからです。

実際の使い方を確認してみると、
こちらが想定していなかった操作を
何度も繰り返していました。

AIの不具合だと思っていたことが、
使い方を見て初めて分かることもありました。

そして、
さらに想像していなかったこともありました。

AI日報を使ってもらう以前に、

ChatGPTのアプリを入れる。

QRコードを読み取る。

そこから専用の日報を開く。

その入口から、
周りのスタッフに手伝ってもらう必要があった人もいました。

そこまで私は考えていませんでした。

「そこまでは私の想像の斜め上を行っていた。」

本当にそんな感じでした。

私は、

AI日報の中身を分かりやすくすることばかり考えていました。

でも、
使う人から見れば、

AI日報の画面へたどり着くまでだって
立派な「使い方」の一部だったんです。

そこから、
私の基準が変わりました。

「自分が簡単だと思うか。」

ではなく、

「AI初心者が、どこで止まるのか。」

を見るようになりました。

実際に使ってもらう。

分からなかったところを教えてもらう。

説明を直す。

また使ってもらう。

その繰り返しでした。

自分で作って、
自分で試しているだけでは
見えなかったことがたくさんありました。

最終的には、
パソコンやAIが得意ではなかった人でも、
10分くらいで日報を作れるようになりました。

そのときは、

「AIが苦手な人でも、
使えるところまで持っていくことはできるんだなぁ。」

と嬉しかったです。

そして何より、

「スタッフの役に立ててよかったなぁ。」

と思いました。

ただ、
これは私一人でできたことではありません。

アプリを入れるところを手伝ってくれた人。

QRコードの読み方を教えてくれた人。

実際に使って、

「ここが分からない。」

と教えてくれた人。

仕組みを作る人だけでは、
現場への導入はできませんでした。

今、新しくAI初心者へ使ってもらうなら、

私はもう、

「これを使ってください。」

と渡すところからは始めません。

アプリは開けるか。

QRコードは読めるか。

専用の画面までたどり着けるか。

入力を始められるか。

最後に成果物まで出せるか。

そこまでを一つの流れとして考えます。

AIの仕組みは、

作った人が、

「これなら簡単。」

と思ったところでは
まだ完成していないのだと思います。

実際に使う人へ渡して、

そこで初めて見えることがある。

特に、
自分とは違う人に使ってもらったときほど、

作る側には見えていなかった
小さな段差が見えてきます。

🌱 今日の気づき

AI初心者に使ってもらって、
初めて分かったことがたくさんありました。

私にとって簡単なことが、
相手にとっても簡単とは限らない。

そして、

「使えるAI」を作ることと、

「その人が実際に使える状態を作ること」は、
少し違いました。

作って終わりではなく、

使ってもらう。

止まった場所を見る。

教えてもらう。

そして、また直す。

AIを現場の道具にするには、
使う人と一緒に育てていくことが必要なのだと思います。

今日も、AIとともに一歩前へ。🤖

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