あるとき、私は二つのダッシュボードを一つにまとめようと考えていました。
同じ情報を使っているのだから、一元化した方が効率的だと思ったからです。
管理もしやすくなり、更新する場所も一つで済む。
それが一番いい方法だと信じていました。
ところが、実際に設計を進めながら何度も見直しているうちに、一つのことに気づきました。
使っている情報は同じでも、「誰が見るのか」と「何のために見るのか」が違うということです。
全体の状況を知りたい人もいれば、次に何を判断すべきかを知りたい人もいます。
同じ情報でも、目的が違えば必要な見せ方も変わります。
無理に一つへまとめようとすると、情報は増えるのに、かえって見づらくなり、本当に必要なことが埋もれてしまいました。
そこで私は、「一元化すること」を目的にするのではなく、「判断しやすくすること」を目的に考え直しました。
結果として、用途ごとに分けることを選びました。
同じ情報を使っていても、それぞれが必要なものだけを見られるようになり、迷わず判断できる仕組みになったのです。
🌱 この判断基準が生まれた背景
「まとめること」は、効率化の正解のように思われがちです。
もちろん、一つにまとめることで便利になる場面もあります。
でも、本当に大切なのは、情報を一か所に集めることではありません。
その情報を使う人が、迷わず判断できることです。
仕組みは、管理するためではなく、判断するためにあります。
だからこそ、「誰が」「何のために」使うのかを考えて設計することが、使いやすい仕組みにつながるのだと思います。
💡 この判断基準を使う場面
ダッシュボードや資料を作るとき。
マニュアルやチェックリストを作るとき。
フォルダ構成や情報整理を考えるとき。
会議資料や報告書をまとめるとき。
そんなときは、「一つにまとめられるか」ではなく、「使う人が判断しやすいか」を基準に考えます。
仕組みづくりで本当に目指すべきなのは、管理しやすさではなく、使いやすさなのだと思います。
今日も、一つの判断を未来へ。🧭
生長の日々。ー未来へつなぐ– 