庭で雑草を抜いていると、
「やっぱり、根が細いうちに抜いた方が楽だなぁ。」
と思います。
まだ小さいうちなら、
すっと抜けます。
でも、そのままにしておくと、
しっかり根を張って、
あとから抜くのが大変になります。
それを繰り返していると、
少しずつ雑草そのものも減っていきます。
私は、
「それは庭で学んだことなんだよね。」
と思っていました。
そしてあるとき、
仕事の問題も少し似ているな、と思いました。
大きな問題になる前には、
小さなサインが出ていることがあります。
スタッフの何気ない一言。
日報を読んだときの、
「なんとなく引っかかる。」
という感覚。
はっきり何かが起きているわけではないけれど、
「ちょっと気になるな。」
と思うことがあります。
私は、比較的そういう違和感を拾いやすい方だと思っています。
でも、
ここで庭とは決定的に違うことがあります。
庭なら、
「これは雑草だ。」
と分かれば、抜けばいい。
でも、人や組織のことは、
違和感を感じたからといって、
「これは問題だ。」
「この人が原因だ。」
と決めつけてはいけません。
だから私は、
違和感を感じたら、まず確認します。
「周りも同じ違和感を感じているかな。」
と。
そして、
一人だけの意見で判断しないことは、
かなり気をつけています。
一人の話だけを聞けば、
その人から見えている世界が、
そのまま全部のように見えてしまうことがあります。
でも、
別の人から見ると違うこともあります。
だから、
周囲の話も聞きます。
そこで何か情報が出てくれば、
もう少し確認します。
一方で、
周りの人は特に何も感じていない。
そんなこともあります。
でも、自分の違和感がまだ残っているときは、
そこで終わりにはしません。
本人と話します。
私は長年、
人の話を聞く仕事をしてきました。
その経験もあって、
一つの質問だけで判断することはあまりありません。
いろいろな角度から話を振ってみます。
少し違う話題から聞いてみる。
言葉の選び方を見る。
反応を見る。
そうしながら、
「最初に感じた違和感は何だったんだろう。」
と確認していきます。
そして、話してみた結果、
「あ、自分の思い過ごしだった。」
と思えば、
そこで終わりです。
何もしません。
これも、とても大事なことだと思っています。
違和感を感じたからといって、
自分が正しいわけではありません。
違和感は、
「問題がある。」
という答えではなく、
「ちょっと確認してみよう。」
というサインです。
私は以前、
問題は根が深くなる前に、
早く見つけて対応した方がいい。
そう考えていました。
それ自体は今も変わりません。
でも、もう一つ大切なことがありました。
早く動くことと、
早く結論を出すことは、
同じではありません。
問題を大きくしないためには、
早く気づいた方がいい。
でも、人を傷つけないためには、
結論を急がない方がいい。
違和感を拾ったら、
早く確認する。
でも、
自分の感覚だけで決めない。
一人の意見だけで決めない。
本人にも聞く。
違う角度からも見る。
それでも問題が見えたら、
そこで初めて介入する。
私は、
その順番を大切にしています。
🌱 この判断基準が生まれた背景
庭で雑草を抜いていて、根が細いうちなら大がかりな草取りにならないと改めて感じました。仕事でも、スタッフの一言や日報の小さな違和感を早めに拾うことがあります。でも、人のことは庭とは違います。違和感を感じても、それを事実だと決めつけず、周囲や本人に確認してから判断することを大切にしています。その違いに気づいたことが、この基準のきっかけです。
🧭 今日の判断基準
早く動く。
でも、
早く決めつけない。
違和感は、
結論ではなく確認のきっかけ。
小さなサインには早く反応する。
でも、
一人の意見だけで判断しない。
自分の感覚だけで決めない。
周囲にも聞く。
本人にも聞く。
違う角度から確認する。
そして、
必要だと分かったときに介入する。
早く気づくことと、
慎重に判断することは両立できる。
💡 この判断基準を使う場面
・スタッフの何気ない一言が気になったとき
・日報を読んで違和感を感じたとき
・一人から問題の相談を受けたとき
・「この人が原因かもしれない」と思ったとき
・早めに介入した方がいいか迷ったとき
・自分の思い込みで判断していないか確認したいとき
今日も、一つの判断を未来へ。🧭
生長の日々。ー未来へつなぐ– 