🧭 判断基準 #004|採用より定着

「人が足りません。」

管理職をしていると、本当によく聞く言葉です。

もちろん、人が足りなければ採用は必要です。

でも私は、すぐに

「採用を進めよう。」

とは考えません。

まず考えるのは、

「今いる人が、働き続けたいと思える職場になっているだろうか。」

ということです。

採用は、スタートです。

でも、

定着しなければ、組織は育ちません。

一人採用して、一人辞める。

また一人採用して、一人辞める。

それを繰り返していては、

いつまでたっても組織は安定しません。

私は、

「人手不足だから採用する。」

という考え方よりも、

「人が辞めない組織をつくる。」

ことを優先したいと思っています。

そのためには、

働きやすさを見直すこと。

相談しやすい環境をつくること。

頑張っている人が報われる仕組みを考えること。

管理職が現場を理解すること。

やることはたくさんあります。

以前、

「厨房の人手不足が予想されるので、採用を進めたいです。」

という相談を受けたことがありました。

私は採用に反対したわけではありません。

でも、その前に考えてほしいことがありました。

なぜ人が足りなくなるのか。

今いる職員は働きやすいのか。

本当に業務量は適正なのか。

仕組みを変えることで解決できることはないのか。

そこを考えないまま採用だけを進めても、

同じことが繰り返されるだけです。

採用は大切です。

でも、

採用はゴールではありません。

働き続けたいと思える職場をつくること。

それが管理職の仕事だと私は考えています。

🧭 今日の判断基準

採用は手段。

定着こそが目的。

組織は、人が増えることで強くなるのではありません。

人が安心して働き続けられることで強くなります。

🌱 この判断基準が生まれた背景

私はこれまで、多くの店舗や施設を見てきました。

採用がうまくいかない職場もあれば、募集をかけなくても人が集まる職場もありました。

その違いは、給料だけではありません。

人が辞めない職場には、必ず理由があります。

働きやすい環境。

信頼できる上司。

安心して相談できる雰囲気。

「ここで働き続けたい」と思える何かがあります。

反対に、人が辞め続ける職場では、その理由を考えずに採用ばかりを繰り返していることが少なくありませんでした。

その経験から、

私は採用よりも、定着を優先して考えるようになりました。

💡 この判断基準を使う場面

  • 人手不足が続いているとき
  • 採用計画を考えるとき
  • 離職率が高い職場
  • 新しい店舗や施設を立ち上げるとき
  • 組織づくりを考えるとき

今日も、小さな生長を未来へ。 🌱

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