以前の私は、お腹が空いているかどうかよりも、時間を見て食事をしていました。
朝だから朝食を食べる。
昼になったから昼食を食べる。
夕方になったから夕食を考える。
食事とは、決まった時間にするものだと思っていたのです。
もちろん、生活のリズムを整えるために、食事の時間は大切です。
仕事がある日は、食べられる時間も限られています。
けれど私はいつの間にか、
「今、本当にお腹が空いているか。」
を確認しないまま食べることが増えていました。
昼になったから食べる。
残すともったいないから食べる。
目の前にあるから食べる。
少し疲れたから、何か口に入れる。
食べる理由はいくつもありましたが、その中に「空腹だから」が入っていないこともありました。
食事を見直し始めたころ、私は食べ物の種類や量だけではなく、
「なぜ今、食べようとしているのか。」
を考えるようになりました。
時間だからなのか。
習慣だからなのか。
疲れているからなのか。
それとも、本当にお腹が空いているのか。
最初は、空腹を感じるまで待つことに少し不安がありました。
食事を抜いたら、あとでお腹が空きすぎるのではないか。
体に悪いのではないか。
次の食事で、かえって食べすぎるのではないか。
そんなことを考えていました。
けれど、無理に食べないのではなく、自分の体の様子を見ながら少し待ってみると、
「まだ食べなくても平気なときがある。」
ことに気づきました。
反対に、いつもより早く空腹を感じる日もあります。
庭で体を動かした日。
外出してよく歩いた日。
仕事が忙しく、食事の間隔が空いた日。
そんな日は、時間に関係なく、体が食事を求めています。
体は毎日、同じではありません。
前日に食べた量も違います。
活動量も、疲れ方も、睡眠時間も違います。
それなのに、時計だけを見て、毎日同じように食べる必要はないのかもしれないと思いました。
大切なのは、食べないことではありません。
空腹を我慢することでもありません。
自分の体が今、何を求めているのかを一度確認することです。
本当にお腹が空いているなら食べる。
それほど空いていないなら、量を少なくする。
今は必要ないと感じたら、少し時間をずらす。
そんな小さな選択を重ねるようになりました。
すると、食べることに対する感覚も変わってきました。
以前は、食事を始めると、用意した分を全部食べるのが当たり前でした。
けれど今は、途中で、
「もう十分かもしれない。」
と感じることがあります。
そこでやめてもよいと思えるようになりました。
食べる量を減らそうと頑張ったのではありません。
体の感覚を確認するようになった結果、必要な量で止まれる日が増えたのです。
体重も少しずつ変わりました。
服のサイズも変わりました。
けれど、私にとって一番大きかったのは、数字だけではありません。
食べる前に、自分へ問いかけられるようになったことです。
「今、本当にお腹が空いている?」
「何を食べたい?」
「どのくらいなら、気持ちよく食べ終われそう?」
その問いかけをするだけで、食事が習慣に流される時間ではなく、自分の体を知る時間になりました。
食事の時間を守ることが悪いわけではありません。
忙しい毎日の中では、決まった時間に食べる方が生活しやすいこともあります。
ただ、
「時間だから、必ず食べなければならない。」
と思い込まなくてもよいのだと思います。
時計を見る前に、少しだけ自分の体を見る。
空腹なのか。
疲れているのか。
喉が渇いているのか。
ただ気分転換をしたいのか。
その違いを知ることが、自分に合った食べ方を見つける最初の一歩でした。
食べることを我慢したから、体が変わったのではありません。
食べる理由を、自分で選ぶようになったから、少しずつ変わり始めたのだと思います。
🌱 今日の気づき
食事は、時計だけで決めなくてもよいのかもしれません。
「今、本当にお腹が空いているか。」
そう自分に問いかけることが、体の声を聞く小さな習慣になりました。
今日も、自分を大切に。☕
生長の日々。ー未来へつなぐ– 