ある現場の運営を、経験の長いスタッフを中心に任せることにしたことがありました。
別の事業に集中してもらうために、役割を分けたのです。
私の中では、
「こちらは任せた。」
というつもりでした。
ところが、実際に動き始めると、仕事が途中で止まる場面が出てきました。
たとえば、見積書です。
見積書は、もともと現場の責任者が最終判断するものではなく、その先へ伺いを上げるためのものでした。
それでも担当を変えたあと、以前と同じ流れのまま責任者のところへ出されていました。
そして、そこで止まってしまう。
任された側からすれば、
「これは自分で進めていいのか。」
「一度、責任者を通したほうがいいのか。」
が分かりません。
責任者側も、
「自分はどこまで関わるのか。」
が曖昧なままです。
そこで思いました。
「お願いする範囲をしっかりと決めなかったから、こういう状態になっているのかな。」
私は、人と役割を決めれば、それで仕事も移ると思っていました。
でも、実際は違いました。
誰に情報を集めるのか。
誰がどこまで進めるのか。
誰へ直接伺いを上げるのか。
責任者には何を共有するのか。
どんな場合に責任者が関わるのか。
そこまで決めて、初めて仕事の流れが変わります。
人を変えただけでは、仕事は変わらない。
今回のことで、それを実感しました。
🌱 この判断基準が生まれた背景
ある現場の運営を経験の長いスタッフへ任せることにしました。私は「担当を変えれば仕事もそのまま移る」と考えていましたが、実際には見積書など以前の流れが残り、途中で仕事が止まる場面がありました。そのとき初めて、自分が任せる人だけでなく、情報・判断・伺い・共有の流れまで整理していなかったことに気づきました。
🧭 今日の判断基準
「任せる」とは、人に仕事を渡すことだけではない。
誰が動くのか。
誰が判断するのか。
誰へ上げるのか。
誰には共有するのか。
そこまで仕事の流れを設計して、初めて任せたことになる。
任せたあとに確認することも必要です。
でも、それは仕事を取り返すことではありません。
流れが止まっていないか。
判断に迷う場所がないか。
必要な情報が、必要な人へ届いているか。
そこを見て、必要なら流れを直す。
それも、任せる側の仕事なのだと思います。
💡 この判断基準を使う場面
・担当者を変更するとき
・仕事を別の人へ引き継ぐとき
・「任せたはずなのに進まない」と感じたとき
・誰の判断待ちなのか分からなくなっているとき
・責任者と担当者の役割が曖昧になっているとき
今日も、一つの判断を未来へ。🧭
生長の日々。ー未来へつなぐ– 
